仕入れ 準備編 輸入ビジネス

関税の計算をミスすると失敗する。関税の計算方法

どーも、たかきです。

関税の計算方法は以前記事に書いたのですが、ブログを移転したときに記事がおかしくなって修正をしても全然直らないので新しく書き直します。

これから輸入ビジネスを始める人や始めたばっかりの人などは関税の計算方法を間違えている人が多いのでここをしっかり覚えましょう。

そもそも関税とは?

関税(かんぜい)とは、広義には国境または国内の特定の地域を通過する物品に対して課される税[1]。狭義には国境関税(外部関税)のみを指す[1]。

国内関税が多くの国で廃止されている現代社会では、
国内産業の保護を目的として又は財政上の理由から輸入貨物に対して課される国境関税をいうことが多く、間接消費税に分類される。

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ちなみに何処の国から輸入しても関税率は一緒なのですが、後発開発途上国などからは輸入した場合は関税はかからないようになっています。(例 シンガポールなど)

関税の計算をミスすると失敗する。参考あり


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上記でも書いたのですが、関税の計算をしっかり押さえておかないと商品を輸入し販売できたけど実は大赤字だったってこともよくありますので

特にこれから輸入ビジネスを始める人や始めたばかりの人に結構ありがちなことなので、下記に失敗例を載せておきます。
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例 トランプを輸入

・アメリカアマゾン 商品代金8ドル レート(1ドル110円として計算します)

・日本アマゾン 販売価格1980円

・国際送料  140円(初めはキロあたり1000円として考えます)

・FBA手数料 559円

・国内送料 100円

1980円-880円-140円-559円-100円=301円  利益 301円  利益率 15%

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個人輸入=商品トータルが16666円以下だと関税が免除されますので問題ありませんが、商用目的で16666円以上になると関税や国内消費税も適用されるので上記の計算方法だと大赤字になります。

実際は、そこからさらに関税3.2%国内消費税8%がかかってきます。

関税の計算方法

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添付画像をクリックで拡大できます。

※関税率は商品によって細くH.S.コードで分類されていますのでその都度確認する必要があります。

実行関税率表はこちら(2018年4月1日版)

実行関税率表を見ても分からない場合は、ジェトロ(日本貿易振興機構)に問い合わせると教えてくれます。

ジェトロ(日本貿易振興機構)はこちら

ただ、輸入ビジネスを始めるにあたって毎度1つ1つ確認して計算すると莫大な時間がかかってしまい何をしているのか分からないので
輸入転売の場合はどんぶり勘定で計算していきます。

関税、国内消費税を計算し平均すると大体9.6%なので10%あたりで計算すると大丈夫かと思います。

輸入ビジネス簡単な関税の計算方法

上記でも述べたように、1つ1つ計算すると莫大な時間がかかってしまうので関税は10%ほどで計算していくと間違いないです。

※ただ、革製品などは関税率がかなり高いのでそういうのはしっかり計算しましょう。

 一度、実行関税率表を一通り見ていただき、どういう商品が高いのか見て置いてください。

簡単関税計算方法

例えば、Aという商品の代金が8ドル

・アメリカアマゾン 商品代金8ドル レート(1ドル110円として計算します)

・日本アマゾン 販売価格1980円

・国際送料  140円(初めはキロあたり1000円として考えます)

・FBA手数料 559円

・国内送料 100円

・関税、国内消費税 88円 
 関税、国内消費税=商品代金×レート×0.1で関税計算できます。

10%でも心配な方は12%ほどで計算すればいいと思いますが、その代わり商品が見つけにくいかもれません。

それを踏まえて計算すると、

1980-880-140-559-100-88=213円  利益 213円  利益率 10.7%

となります。

もう一度いいますが、

関税、国内消費税=商品代金×レート×0.1で関税計算できます。

この計算式をエクセルに入力しておくと1商品1分もかからず計算が出来ますので効率よくリサーチが出来ます。

ちなみに商品を購入する判断基準の利益率は15%を目処に仕入れをすると価格の変動にも多少対抗できるので15%以上をめぜして頑張りましょう。

長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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